Campagnolo Scilocco35 インプレ3

前回のインプレ記事から半年が過ぎ、ホイール交換後2000kmほど走ったのでまたインプレを書いてみます。
ちなみにライダーの自分は身長167cm 体重48kgの小柄な体格で、登りが苦手な貧脚です。
比較に使うのは去年履いていたWH-R501とお友達のGIOS CELEに純正で付いていたホイール(アレックスのリムにシマノRM-40のハブで32スポークのいわゆる手組みホイール?以後アレックスと呼ぶことにします。)を使います。

シロッコが優れていた点

巡航速度が上がった
リムが重いためかなかなか速度が落ちず、その影響なのか勝手に回り続けてくれるので速度維持が楽になりました。スピードを乗せてさえしまえば後は慣性でも進んでいくレベルです。なので結果として巡航速度が2〜3km/h上がりました。
スプリントで上まで伸びる
このホイールの真骨頂は高い速度域にありました。自転車に乗り始めてから、帰宅部だった自分の脚が少しずつ鍛えられたのか、平地のトップスピードも段々と高くなってきました。前回のインプレから半年でトップスピードが5〜6km/hほど上がり、ついに50km/hを超えました。そこで見えてきたのが、今まで脚が足りず頭打ちしていた40km/h代前半以降の速度の伸びが素晴らしいことです。他のホイールに比べて風を切る音がはっきり聞こえることからもエアロ効果が高いと言えます。
お洒落なデザイン
カンパニョーロと言えばリアのG3組みホイールです。シマノの無骨な印象のホイールや32本イタリアン組みのホイールより数段お洒落で自転車が華やかになります。自転車はプラシーボ効果で5km/hくらい速度が容易に上がります(体験談)のでデザインも大事です。ちなみにそのリアのG3組み21スポークで空気抵抗も減らしているそうです。

シロッコが劣っていた点

漕ぎ出しと登りが重い
前の記事などでギア1枚分云々と言っていましたがプラシーボ効果があったのでしょう。3桁kmほど走った後でこのクソ重いミディアムハイトリムはキツイものがあります。ママチャリに抜かれることもありました。
登りは200g程度の重量増ならリムハイトが低い方が楽であるという事に気がつきました(要検証)。
横風に弱い
風を切る直線番長のこのホイールですがそのリムハイトが横風に対しては仇となり、自転車が振られます。バイクコントロールがヘタな人だと危険かもしれません。「35mm程度で(笑)」とバカにしていると本当に吹っ飛ばされます。

以上が今回のインプレとなります。シロッコはいいホイールですが、用途によっては、いや、用途に寄らなくても追加で1万円出してゾンダを買った方が最後には幸せになれると自分は考えています。考え方は人それぞれなので、気になったら是非詳しく調べてみてください。

じてんしゃにっき

2016 6/12 GIOS MISTRALを納車。 2018 8/3 ORBEA aquaを完成。 2019 6/15 GIOS AEROLITEを納車。 その後の行動や構想を自由に書き綴るサイトです。 移行作業(手動)、諦めました。

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