fizik Arione R1を導入してみた。

もはや「週刊エアロライトをいじる」になりつつある気がしている今日この頃、ついに憧れていたサドルに手を出しました。
そのサドルというのがfizikのカーボンレールサドルであるアリオネR1。フィジークはイタリアの「セラロイヤル社のハイエンドモデル・ブランド」と公式で謳われており、その紹介に違わぬ性能と人気、そして高級さを誇ります。
ちなみにサドル選びの指標として使ったのがfizikから出ている「SPINE CONCEPT EVO」なるスマホアプリで、スマホのジャイロ機能か何かを用いて体の柔軟性なんかを測り、オススメのサドルタイプを提案してくれるものです。これによって導き出されたサドルがアリオネだったというわけです。
裏面のカーボン柄を眺めながらの重量測定。
アリオネR1は170g、カタログ値が165gなので+5gの誤差ですが気にしません。GIOSの純正サドルは250g。重量が80gほど軽くなりました。ただでさえダンシングの振りの軽かったエアさんが更に軽くなると考えると、ついついダンシングを多用してしまいそうな気がしてなりません。
満を持していざ装着。締め付けトルクは先人の知恵から導き出した6N.mです。
サドルが前後に長いので、かなり前に出して装着しても後ろ乗りができ、ポジションの幅が広がります。
その後でバーテープもサドルの色に合わせて交換。前のオルベアから再利用したバーテープは、白いアクセントの入っていたサドルだからこそ似合っていたものの、新しいサドルが真っ黒なので、バーテープもそれに合わせて柄なしの黒いものに交換です。
チョイスしたのは同じくfizikのTEMPO。3mm厚のソフトを選びました。fizikのソフトの触り心地が個人的にとても好みで、一度使うと他のものが使えなくなってしまいます。例えるならスウェードのような触り心地で、ずっとスリスリしていたいような気持ち良さがあります。
そしてセッティングが完了した姿がこちら。同じメーカーなだけあって似た素材だからなのか、同じ印象でまとまった感じがします。
これは持論ですが、自転車はシートポストとステム、サドルとバーテープをそれぞれ同じ系統の同じような色でまとめると締まって見えるようになります。これを自分はできる限り忠実に実行するようにしています。
軽いテスト走行では、脚の動かしやすさが光りました。レギュラーサイズですが、今まで使っていた純正のセライタリアよりも幅が狭いためか、脚がよく回る感じがします。
前後に長いのも効いており、前乗り後ろ乗りをちょこちょこ変えても走りやすいサドルだと感じました。さらに、素材が滑らない素材なので、乗りながらポジションがズレるということもなく、極めて快適です。軽いのでバイクの振りも軽くなった感じはしますが、まだこの自転車に慣れていないのでこれは眉唾かとも思います。
これから長距離を走ってみて、自分と相性がいいかをチェックしていこうと思います。

じてんしゃにっき

2016 6/12 GIOS MISTRALを納車。 2018 8/3 ORBEA aquaを完成。 2019 6/15 GIOS AEROLITEを納車。 その後の行動や構想を自由に書き綴るサイトです。 移行作業(手動)、諦めました。

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