ワイヤー内蔵フレームのワイヤー交換

前回の更新から半年が経過していました、お久しぶりです。あけましておめでとうございます。
今回は、最近エントリーグレードにまで普及しつつあるワイヤー内蔵式フレームのワイヤー交換を備忘録として記します。
チャレンジするまで敷居が高いものだと感じており、情報をちょいちょい集めて作業を行いました。

事の発端

ぶっちゃけてしまうと、前回の更新から100kmも走ってません。それなのにワイヤーの交換が必要になったのは…
年明け早々に自転車を購入したからに他なりません。憧れていた2015年モデルのGIOS GRESSで、サイズがドンピシャだったので即決してしまいました。
しかし、当然5年前の車体であるため中古で購入するしか手段はなく、案の定ワイヤーは死にかけとなっておりました。
ならば…と、初めてのワイヤー内蔵式フレームのワイヤー交換にチャレンジするに至ったわけです。

用意したもの

今回作業にあたって購入したものはライナーのみです。
シマノのライナー10本入りのパックがAmazonで売られていたのでとりあえずそれを買いました。
その他、普段の整備と同様に六角レンチやワイヤーカッター等の工具を準備します。
ポジション合わせでハンドルも買いましたが、ワイヤー交換には無関係なので詳細は割愛します。

作業

まずディレイラーとブレーキからワイヤーを外します。エンドキャップを切除し、アウターワイヤーのみを外して、残ったインナーワイヤーに被せるようにライナーを通していきます。
どうやらシマノのライナーは太めなようで、今回ワイヤーを交換したグレスは、グロメットを外さないとライナーが通りませんでした。
フロントディレイラーに通じる穴もシマノのライナーだと太すぎて入らなかったのですが、グレスの場合はここにライナーを通さなくても不都合がなさそうだったため、そのまま続行しました。
ライナーを通し切った状態です。最後に、ライナーが抜けないように気を配りながらインナーケーブルを引き抜けば、交換前のワイヤーの除去が完了となります。

その後は逆の手順で新しいワイヤーを通していきます。
注意点としては
・ハンドル〜ダウンチューブまでのアウターケーブルと、外した場合はグロメットも忘れずに通すこと
・完全に通し切るまでライナーが抜けないように注意を払う
といったところでしょうか。

ワイヤー内蔵式のフレームはワイヤー剥き出しのフレームと違い、ケーブルアジャスターがフレームに付いていないため、アジャスターをアウターケーブルに噛ませる必要があります。特にフロントディレイラーはこれがないと微調整ができません。
インナーケーブルを通した後は、変速調整を行えば完了です。
変速調整のやり方はワイヤー剥き出しのフレームと同じです。
後はワイヤーエンドキャップを被せれば完成です。
作業するまでは敷居の高いものでしたが、1度経験してしまえば簡単に行える作業でした。

参考までに今回は探り探り行ったので、シマノの1.8mのライナーを3本使いました。(実際には切ったりしたので2本分程度の長さしか使わなかったと思います。)
旧式のニューバイク、とりあえず白いサドルに変えるのは確定として、どんな風に組んで行こうかな。(←エアロライトも完成させなさい)

じてんしゃにっき

2016 6/12 GIOS MISTRALを納車。 2018 8/3 ORBEA aquaを完成。 2019 6/15 GIOS AEROLITEを納車。 その後の行動や構想を自由に書き綴るサイトです。 移行作業(手動)、諦めました。

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