GIOS AEROLITE RDハンガー交換

ガッシャン、うぎゃー!
自転車の写真を撮るべくエアロライトさんを立てようとしたその時、大きな音と共にリアディレーラーを下敷きにして右へと倒れてしまいました。
結果はまぁ言わずもがな、ハンガーがしっかり曲がって色々な部分を保護してくれました。
RDハンガーは大体がアルミでできていて、めちゃくちゃ脆く、倒したら曲がってしまうくらいのものです。
これは国民生活センターも注意喚起をしています。↑のページの動画の1:00ごろからRDハンガーについてが始まりますが、ハンガーが曲がっている状態で気づかずに走ると動画の通り、ハンガーが破断してフレームやホイールのスポークまで終焉を迎えかねない事態に発展します。
多少知識がある人はみんな知っている事ですが、初心者さんは結構やらかしているイメージがあります。
この事故を防ぐための方法はひとつ。事故になる前にディレーラーハンガーを交換するのです。
まずは形状の確認。黒い金属のがハンガーで、これはメーカーやフレームの型、年式、その他で多数の形状が存在しています。ややこしいので統一してくれないかな。
純正品はおおよそ3000円くらいで入手可能なので、実店舗で自転車を買った人は迷わずにそこのお店でハンガーを取り寄せてもらうのが確実だと思います。
しかしエアロライトはネット通販で買ったもの。取り寄せてくれる心優しいGIOSの取扱店を見つけるのは極めて絶望的でしょう。ここがネット通販で買う時の影の面ですね。だもんで互換品がないかを探します。
たまたま運良くエアロライト用のハンガーが見つかりました。ちなみにこれは2015年以降の現行エアロライト用のもので、2019年モデルのうちのエアロライトにも使用可能でした。
そして部品が着弾。最初に見た時は在庫がなかったので、次にやらかしてもなんとかなるように予備で2つ購入しました。これで値段は純正ハンガー1つ分くらいでしょうか。
ちゃちゃっと交換に入ります。所要時間は10分足らず、まずはホイールとリアディレーラーを外します。
外したらハンガーを止めているネジを外します。
外れました。左が今までのもの、右が新品互換品。外してみたらハンガーも騒ぐほど曲がってないなぁと思いましたが、精神衛生上よろしくないので新品に付け替えます。
型がしっかり出来ているのでフレームの形状に合わせて元あったように取り付け、逆の手順で完成させます。
ハンガーの曲がりによって変速が狂っている可能性が高いので、最後に軽く変速調整を行えば完成です。
元といえば不注意でしでかした事故ですが、まずフレームが無事だったので一安心、互換品もすぐに在庫が入ったので1週間もかからずにエアロライトが復活できたのでよかったです。
乗れない間にミストラルに乗ったりなんてこともしてましたが、エアロライトに乗れなくなった期間があったことで、より一層機材は大切に扱おうと心に誓いました。
予備ハンガーは出先でも何とかなるようにツールケースに大切にしまいましたとさ。
追記
ハンガーを交換してからヒルクライムをしてきましたが、変速はむしろ調子が良くなったとすら感じるレベルになりました。同時に問題がないことも確認できました。

じてんしゃにっき

2016 6/12 GIOS MISTRALを納車。 2018 8/3 ORBEA aquaを完成。 2019 6/15 GIOS AEROLITEを納車。 その後の行動や構想を自由に書き綴るサイトです。 移行作業(手動)、諦めました。

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