クロスバイク GIOS MISTRALをセミオーバーホールしてみた
今回の記事はセミオーバーホールについてです。
というのも…
何をトチ狂ったのか雪が降る中を自転車で特攻してしまったのです。
当然の如くシートポストを引っこ抜けば水が入っていったことがよーくわかります。これはマズイ。
工具を持っていないので駆動系はパスですが、それ以外は出来る範囲で全バラを敢行。ここからセミオーバーホールが始まりました。
今回は、普段触らない部分をピックアップして記事にしてみます。
1.プーリー
頻繁に自分でメンテをする人であれば、プーリーの汚れを落としにくい事が分かるはずです。なので外しました。
"セミ"オーバーホールなのでRDを外すまではしませんが、コイツは外して洗浄しました。
まずまず綺麗になったと思います。
構造は単純で、板と板の間に挟まっていて、アーレンキーで外せるビスで止められているだけです。
外せば構造は単純なので誰でもわかるかと思います。
2.ヘッドパーツ
これ以上の曲者は居ないはずです。普通の人であればバラすのを躊躇する部分かと思います。
バラして上ワンのベアリングまで取り出してみました。汚い。触りたくないレベルです。
まずコイツらを洗浄します。
ささっと100均で売っている茶こし(蓋つき)を買ってきました。
で、ベアリングのボールを外して中へ。ミストラルさんの場合20が2セットでボールは合計40個です。コイツらを水道水垂れ流しの滝行へと連行します。
その間に他の奴らは水につけておけばどんどんグリスが浮いてきます。
この後ボール以外のあまりの部品を細かく洗い…
綺麗になったベアリングボールを元のようにはめて行けば終了です。
組み付けに入ります。
まず下ワン側で、フォークにシール、ベアリングの順で通していきます。
おっと忘れてました。フォークを通す前に上下ワンも綺麗にしておきます。
そしてフォークを通して上ワンにもベアリングをはめます。
上下共にグリスアップをすれば…
ヘッド周りの完成です。
ステムは他の部分を組み上げる上での仮止めの役割も果たして居ます。
その他の部分は普段通りに丁寧に洗浄、拭き上げをして組み上げれば綺麗になります。
後は各部調整でほぼ完成となります。
今回は自分の判断ミスで、雪の中飛び回ってしまったがためのメンテナンスとなりましたが、1年もしくは2500kmに1回はセミオーバーホールもいいかもしれません。
ヘッド今回やったので抜きにしても駆動系のオーバーホールをやろうかなぁ…
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