ロードバイクを組むのに掛かった金額をまとめて完成車と比較してみた
久しぶりの投稿です。
このアクアさん、フレームを買って、他の部品を買って…と1から組む(いわゆるバラ完)のに、一体いくら掛かったのか。概算し、スペックと金額から、完成車を買ったほうが得だったのかどうかを考察してみようと思います。
1.完成までにかかった金額
完成するまでにいくら掛かったのかを概算します。金額と入手経路を書き綴ります。家にあった物は購入時の金額を書きます。
・フレーム(シートポスト・ステム付属)
ヤフオクにて新車バラし品を購入
→36,000円
・コンポーネント一式
知人から走行100km未満の備品を購入
→50,000円
・ワイヤー一式
Amazonで新品を購入
→1,029円
・サドル
Amazonで新品を購入
→3,980円
・ハンドル
Amazonで新品を購入
→2,980円
・バーテープ
Amazonで新品を購入
→920円
・サイコン+マウント
Amazonで新品を購入
→4,331円
・ホイール
家にあった物を使用
→34,800円
・タイヤ+チューブ
某ショップで購入
→14,784円
・ペダル
家にあった物を使用
→4,810円
・小物その他
基本Amazonで新品を購入
→約5,000円
・工具
Amazonで新品を購入
→約3,000円
家にあった物と、諸事情でタイヤ+チューブを除くと「107,240円」となり、トータルでは「166,634円」となりました。
2.比較
ほぼ同スペックの市販のロードバイク完成車と比較します。
ここでいう「ほぼ同スペック」とは
・アルミニウムのフレーム
・コンポーネントが5800系のシマノ105
・キャリパーブレーキ仕様
の3つを主に指しています。
※5800系の105はフルセットでもアンダー5万円で狙えるほど安いので、条件の1つに5800系105が使用されていることを挙げました。
・GIANT TCR SLR2 (2018)
→175,000円(税抜)
コスパの王様(?)ジャイアント。そのレーシングバイクであるTCRが一番条件に適していると引き合いに出しました。
価格を見ると1万円ほど高くなっていますが、実売価格はここから20%や30%、時期によっては40%安くなるなんて事もあり得るので、正直バラ完をするくらいならば、このTCR SLR2を買った方が幸せになれるかもしれません。
・SPECIALIZED Allez Sprint DSW SL COMP
→178,200円
風洞実験やらで、いつも素晴らしいバイクを開発してくるスペシャライズド。その中でも最近よく見るようになってきたアレースプリント、いわゆるアレスプの完成車です。乗った方の感想も「進むバイク」という感想が多いような良いバイクだと思います。
先に挙げたTCRとほぼ同価格、こちらも、バラ完より完成車を買う方が幸せになれると思います。
この後もちょくちょく調べて行きましたが、全体的に価格の高い(ピナレロやデローザなど)を除いて、おおよそ150,000〜180,000円あたりが相場のようです。
3.結論
バラ完と完成車買い、どちらが得か。
結論としては
「2台目以降、家に部品が余っていて、1から自転車を組むことが出来るのならバラ完。初めて、もしくは余っている部品がなければ完成車を買う方がお得である。」
というありふれた結論にたどり着きました。が、それでは面白くないので付け足します。バラ完の良さは、自分の好きな部品で最初から好みの自転車を作れるというところにあります。値段が大差なかったことから考えると
「自転車へのこだわりが強いならば迷わずバラ完、こだわりよりもコスパを重視するのなら完成車をチョイスすべきである。」
という結論で締めようと思います。
自転車を組み上げるという行為自体は、今や氾濫しているインターネットの情報を頼りにすれば誰でも行うことができます(精度はさておき)。また、部品持ち込みで組み上げてくれるお店も存在はしており、フレーム単体で売っているお店もたくさんあります(結果高くなりますが)。であるならば、好みの自転車を「創る」という選択肢も当然あって然るべきではないでしょうか。
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